2012年10月22日月曜日

浦田理恵さんへ「くまもと夢づくり賞」の贈呈!

ロンドン・パラリンピックのゴールボール競技で見事、「金メダル」を獲得した南関町出身の浦田理恵さんが、18日(木)、県民に大きな夢を与えてくれたとして、「くまもと夢づくり賞」を受賞しました。

「くまもと夢づくり賞」とは、県民に大きな夢を与えた方に、その栄誉をたたえるために設置された賞で、受賞者は、くまモンの生みの親「小山薫堂」さんに続き2人目となります(^^)

ゴールボールとは、目隠しをしたまま、鈴の入ったボールを転がし、ゴールに入れることで得点する視覚障害者の球技で障害者スポーツの1つ。

浦田さんは、20歳の頃から病気により視力が低下し、左目は視力がほとんどなく、右目も視野がかなり欠損しているとのこと。視覚障害者の自立訓練などを行う施設でゴールボールに出会ったといいます。

浦田さんも大好きなくまモンのエスコートで会場入りされました。

何と副賞は、ゴールボールを持った特製くまモンフィギュアでした!浦田さんもサプライズに大喜び

何とくまモンからもプレゼントが!
ちなみに、このフィギュア、 話しかけると、何としゃべるんですよ!!

浦田さんと蒲島知事、くまモン部長の記念撮影(^^)
くまモン、良かったね~、金メダル触らせてもらって!

最後に、浦田さんによる講演「夢への挑戦~自分らしくキラキラ生きるために~」が行われました。

浦田さんは、高校卒業後、福岡での在学中に目の病気により、視力が著しく低下していったといいます。家族にもいえず、一人で抱え込み、ふさぎこんだ時期もあったそうです。
意を決して家族に打ち明けると、家族も最初はひどく悲しんだそうですが、できないことを探すのでなくできることを探そうと、浦田さんをしっかりと支えてくれました。
その後、浦田さんは、ゴールボールと出合い、「夢」を持ち、それに向かって挑戦することで、今回の偉業を達成されました。